YouTubeを集客に使いたいと思いながら、「動画を作る時間がない」「何を話せばいいかわからない」で止まっている店舗オーナーは多いと思います。私自身も宇都宮のクライアント店舗をサポートするなかで、同じ壁にぶつかってきました。

AIを使うと、台本・サムネのコピー・説明文の準備をまとめて短縮できます。ただし「全部AIに任せれば動画ができる」わけではなく、撮影と編集は人間がやる必要があります。その前後の「文字仕事」を効率化する話です。


YouTube集客で時間がかかる「文字仕事」を整理する

動画制作の工程を分解すると、こうなります。

  1. 企画・ネタ出し
  2. 台本作成
  3. 撮影
  4. 編集
  5. サムネイル作成
  6. タイトル・説明文・タグ設定
  7. 投稿・告知

このうち、撮影と編集は人間の作業です。一方、1・2・5(コピー部分)・6はAIが大幅に速くしてくれます。特に、毎回ゼロから考えていた「何を話すか」「どう説明するか」の部分が変わります。


台本をAIで作る手順

地域密着店舗向けの台本生成プロンプト例です。ChatGPTやClaudeで使えます。

あなたはローカルビジネスの動画マーケターです。
以下の条件でYouTube動画の台本を作成してください。

業種:[整体院 / 美容室 / 居酒屋 など]
動画の長さ:[3分 / Shorts60秒 など]
テーマ:[例:肩こりが楽になるセルフケア3選]
視聴者:[例:デスクワーク中心の30〜40代]
ゴール:[例:LINE登録・予約につなげる]

構成:
- 冒頭0〜15秒:問題提起(視聴者が「自分のことだ」と感じる言葉)
- 中盤:3つの具体的な手順またはポイント
- ラスト:行動を促す一言(LINE登録・予約など)

話し言葉で書いてください。

生成された台本はそのまま使えることは少なく、「言葉が丁寧すぎる」「自分の話し方と違う」という部分が出てきます。そこを直す作業が必要です。ただ、ゼロから考えるより格段に速い。


サムネコピーと説明文・タグの生成

台本が決まったら、そのまま続けて以下をAIに依頼できます。

  • サムネイルのテキスト案:「この台本に合うサムネのキャッチコピーを5案出して」
  • 動画タイトル案:「SEOを意識したYouTubeタイトルを3案出して」
  • 説明文(ディスクリプション):「200〜300文字の説明文を書いて。最後にLINE登録URLを誘導する文を入れて」
  • ハッシュタグ候補:「この動画に合うYouTubeタグを10個出して」

これをまとめて1回のプロンプトで依頼することもできます。慣れてきたら、台本を貼り付けて「これをもとに上記4点をまとめて作って」と頼む流れになります。


うまくいかなかった点・気づき

生成された台本を読み上げると「ロボットみたいな喋り方になる」という問題があります。特にAIは接続詞が丁寧で、実際の会話より長くなりがちです。

対策としては、台本を「箇条書きのメモ」として使い、カメラ前では見ながら自分の言葉に変換して話す方法が現実的です。逐語台本として使おうとすると、かえって自然さが失われます。

また、YouTube Shortsの場合、60秒に収める文字数の感覚がAIにはありません。生成された台本が長くなりすぎることが多く、カットが必要です。「400文字以内で書いて」など文字数を指定すると改善します。


まとめ・次のステップ

AIを使うと、動画制作の前後の文字仕事を大幅に減らせます。ただし「撮影と編集は変わらない」という前提を持っておくと、期待値のズレが少なくなります。

まず試すなら、すでに話せる得意なテーマを1本選んで、プロンプトを使って台本を生成してみてください。完璧な動画を作ろうとせず、「まず1本出す」を目標にすると続きます。

YouTube集客の進め方や、どんなテーマが店舗に合うかを一緒に考えたい場合は、お気軽にご相談ください。