営業文を毎回ゼロから書くのはもう終わり!宇都宮の現場で感じる課題

「新しいお客さまに提案を送りたいけれど、何を書けばいいか悩んで2時間経ってしまった……」 「日によって文章の出来栄えにバラつきがあって、調子が悪いときの営業文がそっけないものになってしまう」

宇都宮市内の中小企業の経営者さまやフリーランスの方々から、このようなお悩みをよく伺います。

ホームページ制作やリフォームの提案、店舗向けの共同企画など、新しい仕事を獲得するための「提案書」や「営業メール」の作成は、とてもエネルギーを使う作業ですよね。毎回白紙の画面に向かって「挨拶はどうしよう」「どうやって実績をアピールしよう」とゼロから作文していると、それだけで1日が終わってしまいます。

実は、売れる営業文や提案書には、業界を問わず共通する「売れるための基本パターン(骨組み)」があります。

今回は、その骨組みをChatGPTなどのAIにあらかじめ覚えさせておき、自分は「顧客ごとの簡単な情報」を入力するだけで、一瞬でプロ級の提案書を作成できる「入力フォーム型」プロンプトの作り方をご紹介します。

解決策:「変わらない骨組み」と「変わる情報」を分けること

なぜ毎回、営業文の作成に時間がかかってしまうのでしょうか。それは、「文章の組み立て(構成)」と「顧客に合わせた具体的な内容」を同時に考えてしまっているからです。

この問題を解決するのが、営業文の「仕組み化」です。具体的には、以下の2つに要素を分離します。

  1. 変わらない骨組み(AIに任せるシステム部分) 挨拶、顧客の課題への共感、具体的な解決策の提示、自分の実績、稼働条件、次のステップへの呼びかけ(CTA)といった、営業文の「王道の流れ」です。
  2. 変わる情報(人間が入力する項目) 顧客の名前、具体的なお悩み、提案の材料となる自分の実績やスキルなど、案件ごとに異なる最低限の情報です。

この「変わる情報」だけを、スマートフォンの問い合わせフォームに入力するようにコピペしてAIに流し込むだけで、AIが「変わらない骨組み」に沿って、筋の通った美しい提案文に自動で組み立ててくれます。

作文にかかる時間をゼロにし、私たちは「このお客さまはどんなことで困っているんだろう?」という、最も重要な顧客理解に時間を使えるようになります。

実際に試せる!「入力フォーム型」プロンプトの具体例

では、実際にChatGPTやClaudeなどのAIにそのまま使えるプロンプト(指示文)の例をご紹介します。

以下の点線の枠内をコピーして、AIに送信してみてください。


【AIへの指示文プロンプト】

あなたは優秀な営業コンサルタントです。
以下の「変わらない骨組み」と「入力項目」の情報をもとに、顧客の心を動かし、次の商談に進みたくなるような丁寧でプロフェッショナルな営業提案文を作成してください。

### 変わらない骨組み(提案文の構成):
1. 挨拶とアプローチの経緯
2. 顧客が抱える課題への深い共感と理解(相手の状況を捉えていることを示す)
3. 課題に対する具体的な解決策の提案
4. 私たち(提案側)が選ばれる理由・実績の提示
5. スムーズに商談を進めるための稼働条件や次のステップのご案内
6. 丁寧な結びの挨拶

### ルール:
- 専門用語はなるべく使わず、分かりやすく親しみやすい表現にしてください。
- 押し売り感を出さず、パートナーとして寄り添うトーンにしてください。
- 「入力項目」の情報を自然に文章の中に埋め込んでください。

### 入力項目:
- 顧客名:[宇都宮餃子バル ONO様]
- 顧客の具体的な悩み:[Instagramのアカウントはあるが、スタッフが忙しくて更新が止まっている。特にリール動画の作り方が分からず、新規の観光客を集客できていない]
- 特記事項(現状):[週に2〜3回は投稿したいが、ネタ切れと動画編集の手間に悩んでいる]
- あなたの実績・売り:[宇都宮市内の飲食店3店舗のInstagram運用代行をしており、リール動画の再生数を平均3万回に伸ばした実績がある。撮影素材を送ってもらうだけで投稿まで丸投げ可能]
- 週稼働可能時間・サポート体制:[月1回の現地撮影会+週3回の投稿代行。やり取りはLINEでスムーズに対応]
- 次のステップ(呼びかけ):[まずは15分ほどの無料オンライン相談(または店舗でのご挨拶)で、他店の成功事例をご紹介させてください]

このプロンプトをAIに送信すると、以下のような営業提案文が一瞬で生成されます。

AIからの出力結果(イメージ):

件名:【Instagram運用のご提案】観光客の集客をラクにする、リール動画活用のご案内

宇都宮餃子バル ONO様

突然のご連絡にて失礼いたします。宇都宮市内で店舗向けSNS運用のサポートをしております、[あなたの名前]と申します。

貴店の美味しそうな餃子のお写真をInstagramで拝見いたしました。一方で、日々の営業でお忙しい中、定期的な更新や、最近トレンドである「リール動画」の作成まで手が回らないというお悩みはございませんでしょうか。

「週に2〜3回は投稿したいけれど、ネタを考えるのが大変」「動画編集のやり方がわからない」といったお声は、多くの飲食店オーナー様から伺います。

そこで、日々お忙しいONO様に代わり、店舗の魅力を発信して新規の観光客を集客するための「Instagram運用・リール動画作成代行」をご提案いたします。

【ご提案内容のポイント】

  • 手間いらずの丸投げ体制:スマホで撮影した簡単な動画や写真を送っていただくだけで、企画・編集から投稿まで弊社で丸投げ対応いたします。
  • 宇都宮での豊富な実績:現在、市内の飲食店3店舗様の運用をお手伝いしており、ショート動画の再生数を平均3万回にまで伸ばし、週末の新規来店数を増やすことに貢献しております。
  • 安心のサポート:月に1回、私が直接店舗にお伺いして撮影会を行います。日々の細かなやり取りはLINEで迅速に対応いたしますので、ストレスがありません。

せっかくの魅力的なメニューやお店の雰囲気が、発信の時間が取れないことで伝わらないのは非常にもったいないと感じております。

もしよろしければ、まずは15分ほどお時間をいただき、市内の他店舗様がどのようにしてInstagramから集客しているのか、具体的な事例をオンラインまたは直接店舗にてご紹介させていただけないでしょうか。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


いかがでしょうか。 自分で書こうとすると「どう切り出そうか」と頭を悩ませる部分が、入力フォームの事実を埋めるだけで、綺麗に整理された提案文に仕上がりました。

このプロンプトを使いこなすための3つの手順

この「入力フォーム型」プロンプトを日常の営業活動に組み込むステップはとてもシンプルです。

ステップ1:プロンプトをパソコンの「メモ帳」や「付箋アプリ」に保存する

上で紹介したプロンプトの「変わらない骨組み」の部分は、あなた専用のテンプレートとしていつでも使えるようにしておきましょう。

ステップ2:提案したい相手に合わせて「入力項目」だけを書き換える

新しい案件や、提案したいお店を見つけたら、プロンプトの末尾にある [ ] の中身だけを書き換えます。例えば、「顧客名」を別のお店に変え、「顧客の具体的な悩み」をそのお店が抱えていそうな課題に書き換えるだけです。

ステップ3:AIの出力をコピーして、少しだけ「手直し」して送信する

AIが書き出した文章をそのまま送るのではなく、言葉遣いに不自然な点がないか、あなたらしい温度感が伝わるかを最後に目視でチェックします。「宮のトクとく商品券」の対応状況や、地元ならではのイベント情報などを少し付け加えるだけで、さらに説得力が増したオリジナルの提案文が完成します。

まとめ

これまで営業文の作成にかけていた「作文の時間」を、この仕組みを使うことで「コピペと確認の時間」へと大幅に短縮できます。競合他社が「なんて送ろうかな……」と悩んでいる間に、あなたは一瞬で、しかもハイクオリティな提案を届けることができるようになります。

まずは1社、身近なお客さまへの提案からこの「入力フォーム型」プロンプトを試してみてください。驚くほどスムーズに仕事が進むのを実感できるはずです。

MEO・SNS・AI活用について相談したい方は、お気軽にご連絡ください。