宇都宮でも「若い世代のお客さんを増やしたい」「Z世代(10代後半〜20代)向けの新商品や新サービスを立ち上げたい」と考えている経営者の方は多いのではないでしょうか。
しかし、「若者向けのイベントをやろう!」「SNSでバズらせよう!」といきなり具体的なアイデア(施策)から考えてしまうと、なかなか軸が定まらず、途中で頓挫してしまうことがよくあります。
そこで今回は、AI(GeminiやChatGPTなど)をパートナーにして、Z世代の心に刺さる新サービス企画や、説得力のある提案スライドの構成案をサクッと作る「3ステップ」をご紹介します。実際に宇都宮のお店を想定して試してみたプロセスを交えて解説しますね。
なぜ若者向けの新企画は「やり方(施策)」から考えると失敗するのか?
私たちはつい、「インスタ映えするメニューを作ろう」「インフルエンサーを呼ぼう」といった「やり方(施策)」から考えがちです。しかし、Z世代と呼ばれる今の若者たちは、単におしゃれなものや流行りものにお金を払うわけではありません。
彼らが重視するのは、以下のようなポイントです。
- 自分らしさを表現できるか
- 周りの人と「共感」でつながれるか
- 自分が「その場所やコミュニティ」に参加している実感が得られるか
つまり、小手先のテクニックではなく、「なぜそのサービスが必要なのか(ターゲットの価値観)」からスタートし、「どんな体験を提供するのか(体験価値)」、そして「どうやって広めて(マーケティング)、どう成長させるのか(事業計画)」という一連の流れが一本の筋として通っていることが大切です。
この「筋の通ったストーリー」を作るのが、実はAIの得意分野です。
AIを使って「Z世代の心をつかむ」企画書を作る3ステップ
AIを使って企画書やプレゼン構成を作るときは、以下の3つのステップに沿って質問を投げかけていくと、ブレのない企画が完成します。
ステップ1:ターゲットの「価値観」と「体験価値」を言葉にする
まずは「どんな体験を届けるのか」をAIと一緒に整理します。 単に「カフェで美味しいものを売る」ではなく、「共通の趣味を持つ仲間と出会える場を提供する」といった、お客様が得られる「体験の価値」を言葉にしていきます。
ステップ2:具体的な「届ける工夫(マーケティング導線)」を掘り下げる
価値が決まったら、それをどうやって知ってもらうかを考えます。 Z世代向けであれば、SNSでの発信、インフルエンサーとのコラボ、お店でのリアルなイベントなどを段階的に組み合わせて、AIに「どう組み合わせるのが自然か」を提案してもらいます。
ステップ3:成長のステップと「具体的なゴール」を決める
最後に、その企画をただの「思いつき」で終わらせないために、「3ヶ月後」「半年後」「1年後」にどうなっていたいかという目標を決めます。AIに「地元の小さなお店が無理なく取り組める目標の目安」を聞くことで、現実的な計画に落とし込めます。
【実践例】宇都宮のカフェが「推し活コミュニティ」をテーマに新サービスを企画してみた
今回は、宇都宮市内のカフェが若者向けの新サービスとして**「推し活(自分の好きなアイドルやアニメキャラクターを応援する活動)コミュニティサービス」**を立ち上げる、という設定で実際にAI(Gemini)に相談してみました。
AIとのやり取りを通じて、以下のようなスライド構成(企画の骨組み)ができあがりました。
1. Z世代が夢中になる!新しい事業アイデア
- 事業内容:共通の「好き」でつながる!「推し活コミュニティカフェ」
- 体験価値:ただお茶を飲むだけでなく、同じファン同士で一緒にイベントを企画したり、お店のスペースを使ってオリジナルグッズを飾ったり・作ったりできる。
- 提供価値:自分の「好き」という気持ちが、誰かの役に立ったり、同じ趣味の仲間を応援することにつながる成功体験。
2. どうやって広めるか(マーケティングの流れ)
- SNS発信:InstagramやTikTokで「推しのアクリルスタンドがきれいに撮れる席」や「推しカラーのドリンク」を紹介。
- 体験の場:月に1回、週末の夜に「推し活交流会」などのリアルイベントを店舗で開催。
- 口コミの連鎖:イベントに参加したお客様が「#宇都宮推し活カフェ」などのタグをつけてSNSに投稿したくなる仕掛け(撮影スポットなど)を用意。
3. ロードマップ(目標)
- 3ヶ月後:SNSでのフォロワーを増やし、月1回のイベントを初回満員にする。
- 半年後:リピーターを中心とした常連コミュニティができ、お客様発信のイベント企画が立ち上がる。
- 1年後:宇都宮の若者たちの間で「推し活ならあのお店」という認知を確立し、物販(オリジナルグッズ制作)の売上を全体の2割まで育てる。
このように、AIを使うことで「ただのアイデア」だったものが、「体験の定義 → 広め方 → 将来の目標」までスムーズにつながるスライド構成になりました。
AIにそのまま使える!企画・提案書作成プロンプト
あなたが新しくサービスやイベントを考えたいときに、AIにそのままコピー&ペーストして使える指示文(プロンプト)を用意しました。ぜひ試してみてください。
あなたは地域密着の中小店舗をサポートする優秀な企画マーケターです。
栃木県宇都宮市にある【あなたのお店・業種(例:カフェ、美容室、整体院など)】で、
若い世代(Z世代)向けの新サービスを企画したいと考えています。
以下の手順に沿って、提案書のスライド構成(全10枚程度)を作成してください。
1. ターゲットとなる若者の価値観(なぜこれを求めるのか)
2. 提案する新サービスのアイデア(何をするのか)
3. お客様が得られる「体験価値」と「提供価値」
4. SNSやリアルイベントを組み合わせた、認知から来店までの流れ
5. 3ヶ月後、半年後、1年後の現実的なステップと目標数値の目安
専門用語は使わず、地元の小さなお店でも今日から実践できるような、親しみやすく具体的な提案にしてください。
このプロンプトをAIに入力すると、あなたのお店に合わせた具体的なストーリーを組み立ててくれます。出てきた提案を見ながら、「宇都宮のこのエリアだったら、こういう見せ方の方がいいかも」「うちの常連さんならこっちを喜びそう」と微調整していけば、誰でも簡単に説得力のある企画書を作ることができます。
まとめ
新しい事業やサービスのアイデアを形にするとき、AIはとても頼りになるパートナーです。
まずは「どんな価値を届けたいか」からスタートし、「どう届けるか」、そして「どこを目指すか」という全体の流れをAIと一緒に整理してみましょう。頭の中がすっきりと整理され、自信を持って新しい一歩を踏み出せるはずです。
「うちの店でもAIを使って新しい集客の仕組みを作ってみたい」「SNS発信の具体的なアドバイスがほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
MEO・SNS・AI活用について相談したい方は、お気軽にご連絡ください。