「AIに直してもらったのに、また直してる」という悩み
YouTube動画の概要欄や目次を作るとき、AIに文字起こしを渡して要約してもらう方が増えています。
でも、こんな経験はありませんか?
- AIが「以下に要約結果をお届けします」みたいな余計な一文を入れてくる
- 見出しの記号が「●」だったり「▶」だったりバラバラになる
- 箇条書きの間に空行がなく、読みにくい状態で出てくる
- 語尾が「〜ですね」「〜のやり方となります」と話し言葉になっている
こういう「ちょっとしたズレ」を毎回手で修正している方、実は多いと思います。
宇都宮でサロンや飲食店を経営されているオーナーさんと話していても、「AIは使ってるけど、結局手直しが発生する」という声をよく聞きます。
これ、プロンプトの書き方を少し変えるだけで解決できます。
なぜ「手直し」が毎回発生するのか
AIは指示されたことはやりますが、指示されていないことは「その場で適当に決める」性質があります。
「動画の目次を作って」と言うだけでは、記号の種類も、改行の有無も、語尾のスタイルも、AIが毎回違う判断をします。だから出力がバラバラになる。
手直しが発生する本当の原因は「AIの自由度が高すぎること」です。
解決策はシンプルです。自由度を潰す。フォーマットを完全に固定してしまえばいい。
フォーマットを固定する4つの指示
以下の4点をプロンプトに追加するだけで、出力のブレがほぼゼロになります。
① 使う記号を指定する
大見出しには「▼」、小見出しには「■」を使ってください。
それ以外の記号(●・◎・→など)は一切使わないでください。
チャンネルごとのトンマナに合わせた記号に固定できます。
② 余計な文章を禁止する
「以下に出力します」「お役に立てれば幸いです」など、
要約本体以外の挨拶文・コメントは一切出力しないでください。
結果のテキストだけを返してください。
出力の先頭・末尾についてくる「ノイズ」が消えます。
③ 改行・空行のルールを決める
箇条書きの項目が変わるときは、必ず1行の空白を入れてください。
見出しと本文の間にも空白行を1行入れてください。
そのままコピペしても読みやすい状態になります。
④ 語尾を書き言葉に固定する
語尾は「〜のやり方」「〜を解説」「〜する方法」のような
体言止め・書き言葉で統一してください。
「〜ですね」「〜となります」のような話し言葉は使わないでください。
概要欄にそのまま貼っても違和感のない文体になります。
実際のプロンプト例(コピペして使えます)
YouTube動画の文字起こしから概要欄の目次を作るプロンプトです。--- の下に文字起こしを貼り付けるだけで使えます。
以下は動画の文字起こしです。この内容から動画の目次(タイムスタンプ付き)を作成してください。
【出力ルール】
・大見出しには「▼」、小見出しには「■」を使うこと
・「以下に出力します」などの挨拶文は不要。結果のテキストだけを返すこと
・箇条書きの項目が変わるたびに1行の空白を入れること
・語尾は体言止め・書き言葉で統一すること(「〜ですね」などはNG)
・タイムスタンプは「0:00」の形式で統一すること
---
(ここに文字起こしテキストを貼り付ける)
このプロンプトで出た内容は、ほぼ手直しなしでそのまま概要欄に貼れます。
「コピペ率100%」が実現すると何が変わるか
フォーマットが完全に固定されると、作業の広げ方が変わります。
外注できるようになる 「このプロンプトに文字起こしを貼り付けて、出力を概要欄に貼ってください」という指示だけで、アルバイトや外注スタッフでも同じクオリティの作業ができます。オーナーが確認する手間すら省けます。
自動化の土台になる フォーマットが固定されれば、ZapierやMakeといった自動化ツールと組み合わせて「文字起こし→概要欄作成→保存」を全自動にすることも現実的になります。
最初は「プロンプトを少し丁寧に書く」だけの変化ですが、その先に業務の完全自動化が見えてきます。
まとめ
AIの出力を手で直している時間は、実は「プロンプトの設計が不完全」なサインです。
- 記号を固定する
- 余計な文章を禁止する
- 改行ルールを明示する
- 語尾を書き言葉に統一する
この4点をプロンプトに加えるだけで、コピペ率が一気に上がります。YouTube以外にも、議事録・メルマガ・ブログの下書きなど、あらゆる定型作業に応用できます。
まず一つ、毎日使う定型作業のプロンプトを「フォーマット固定型」に書き換えてみてください。
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