こんにちは!宇都宮を拠点に、地元の中小企業さまのIT活用や業務効率化をお手伝いしているSmart Work Hackです。

最近は、ChatGPTやGeminiなどのAIを使って「プレゼン資料(スライド)の構成やデザインのアイデアを出してもらう」という方が増えてきました。AIを使うと、綺麗なスライドの元になるHTMLコードをあっという間に作ってくれるので非常に便利ですよね。

しかし、ここからが本題です。AIが作ってくれたおしゃれなHTMLスライドを、普段使い慣れている「Googleスライド」にそのまま移そうとすると、意外な落とし穴にぶつかることがあります。今回は、私たちが実際に宇都宮のお店や会社の方々と試行錯誤しながら解決した、「AIスライド移行時のトラブルと、その具体的な対策」を分かりやすくお届けします!

AIで作ったスライドをGoogleスライドに移したい!

例えば、宇都宮市内でリフォーム業を営む会社さんが、お客様向けの提案資料や社内勉強会用のスライドをAIで作ったとします。AIにお願いすると、見栄えの良いHTML形式のスライドがあっという間にできあがります。

しかし、HTMLのままだと社内で編集したり、他のメンバーと共有したりするのが少し不便ですよね。そこで「これをGoogleスライドに移して、みんなで共同編集できるようにしたい」と考えるのは自然な流れです。

そこで、AIにこうお願いしてみました。

「このHTMLスライドの内容をGoogleスライドに出力したいので、そのためのGAS(Google Apps Script=Googleのサービスを自動化するプログラム)を作ってください。文字以外の画像やアイコンは不要です」

AIはすぐさま、Googleスライドに自動でテキストを書き込んでくれるプログラム(GASコード)を作ってくれました。

【やってみた】最初は「文字だけ」で大失敗?GASを使った移行手順

AIが教えてくれた通りに、以下の手順でGoogleスライドにプログラムを実行してみました。

  1. 新しいGoogleスライドを開く
  2. メニューの「拡張機能」から「Apps Script」を開く
  3. AIが作ったプログラムをコピーして貼り付け、実行ボタンを押す

実行すると、わずか数秒で10枚のスライドが自動で作られました!文字がきちんとスライドの枠内に収まり、構成もしっかりしています。

しかし、できあがったスライドを見て一同が愕然としました。 「テキストは完璧に入っているけれど、イラストもアイコンも一切なくて、なんだか真っ白で寂しいスライドになってしまった……」

そうです。最初のプロンプトで「文字以外の画像やアイコンは不要」と指定してしまったため、文字情報だけが寂しく配置された「骨組みだけ」のスライドになってしまったのです。これではお客様に見せる提案資料としては少し物足りません。

「画像やアイコンが消えた…」を解決するプロンプトと修正のコツ

そこで、今度はデザインも再現できるようにAIに以下のように追加で指示を出してみました。

「Googleスライドに反映したところ、テキストは反映されたのですが、画像やアイコンなどの要素が反映されていませんでした。そういったデザイン要素も反映できるように、もう一度プログラムを作り直してください」

するとAIは、インターネット上で公開されている画像のリンク先(URL)から画像を直接ダウンロードして、スライドの適切な位置に自動で配置する、パワーアップしたプログラムを作ってくれました。

この時にスムーズに移行を成功させるポイントは以下の3つです。

  • テキストと画像を分けて配置させる:スライド上で文字と画像が重ならないよう、配置する座標(位置)をプログラム内で細かく指定してもらうようAIに頼みましょう。
  • 画像URLを正しく伝える:AIが画像を読み込めるよう、使用したい画像やアイコンがWeb上に保存されている状態(URLでアクセスできる状態)にしておきます。
  • エラーが出たらそのままAIに貼り付ける:プログラムを実行した時に赤い文字でエラーが出たら、慌てずにそのエラー文を丸ごとコピーして「このエラーが出たので直して」とAIに送るのが一番の近道です。

このステップを2〜3回繰り返すことで、文字だけでなく、アイコンや補足画像も綺麗に配置されたGoogleスライドが完成しました!

宇都宮の事業者でもできた!AIと二人三脚でツールを育てる考え方

今回ご紹介した「一度で諦めず、AIに修正をお願いしながらプログラムを完成させていく」という進め方は、専門のIT知識がない地元の事業者さまにこそ知っていただきたい考え方です。

最初から100点満点のプログラムを作ろうとすると難しく感じてしまいますが、「まずは文字だけ移す」「次に画像も入れてみる」「エラーが出たらAIに聞いて直す」と、少しずつステップを踏んで育てていけば、驚くほど簡単に業務を自動化することができます。

宇都宮の美味しい餃子店やカフェのメニュー紹介スライド、建設業の安全教育スライドなど、繰り返し作る資料があれば、この自動化の恩恵は非常に大きいです。ぜひ一度、お持ちのスライドで試してみてくださいね。

まとめ

AIで作ったおしゃれなHTMLスライドは、Googleスライドの自動化プログラム(GAS)を使うことで、綺麗に移し替えることができます。

  • 最初はテキストだけの移行から始めると失敗しにくい
  • 画像やアイコンを足したい時は、Web上の画像URLを活用する
  • エラーが出ても怖がらず、AIに聞いて修正を繰り返す

「うちの会社のスライドも自動で作れるようにしてみたい」「社内の業務をもっと効率化したい」とお悩みの方は、いつでもお気軽にご相談ください。地元の皆さまの視点に立って、分かりやすくサポートいたします!

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